おうち時間をゆっくり楽しむ自家製梅酒の作り方
2021年05月27日
初夏のここちよい風とともに“梅の季節”がやってきます。5月〜6月にさわやかな青梅がお店に並んだら、氷砂糖とホワイトリカーで梅酒を作ってみませんか?少しずつ溶けていく氷砂糖と色づいていく梅に癒されます。手作りの梅酒でおうち時間をゆっくり楽しんでみませんか?
材料
- 梅 1kg
- 氷砂糖 1kg
- ホワイトリカー 1.8リットル
作り方
- 保存瓶は洗ってよく乾かして、アルコール消毒する。
- 梅のヘタを、つまようじなどで丁寧に取る。(ヘタが残るとエグ味が出る原因になります。)
- 流水で、梅に傷がつかないようにやさしく洗う。
- きれいなふきんなどで梅の水気をていねいに拭きとり、水気を拭きとったらキッチンペーパーをしいたバットに並べる。(水気は傷みの原因になるので、ひとつずつ拭きとってください。もし傷んでいる梅があったらのぞいてください。)
- 消毒した保存瓶に、梅と氷砂糖を入れる。梅、氷砂糖の順に交互に入れ、一番上が氷砂糖になるようにする。
- 最後にホワイトリカーを静かに注ぎ入れる。
- フタをして、直射日光を避けて涼しい場所に保存する。
- はじめは週に数回ほど容器をやさしく動かして糖分を全体にいきわたらせる。氷砂糖がとけたら美味しい梅酒になるのをじっくり待つ。
梅酒の飲み頃は?
約3ヶ月程度でさわやかな梅酒が楽しめます。半年から一年が飲み頃と言われますが、じっくり熟成すると深みがましたまろやかな梅酒になっていきます。お好みでお楽しみください。
青梅は常温で保存しているとすぐに熟して黄色くなってくるので、材料を梅と一緒にそろえてすぐに作るのがおすすめです。保存瓶はかならずアルコール消毒するようにしてください。梅酒の瓶は冷暗所に保存してください。
梅の実を入れたままにすると苦味やにごりが出ることもあるので、1年を過ぎたくらいで梅をとり出し、こしておくと長期保存もできます。とり出した梅はスイーツ作りやお料理に使うこともできます。
梅の実カップケーキ
梅酒からとりだした梅の実は、きざんでマフィンに入れるとおいしいです。梅の実の豊かな風味がバターの香りとあいまって、口の中いっぱいに広がります。マフィンカップ6~8個分の作り方をご紹介します。
材料
- 小麦粉(薄力粉) 120g
- 砂糖(上白糖) 100g
- ベーキングパウダー 小さじ1(4g)
- 卵 2個(M玉)
- バター 100g
- 梅酒から取り出した梅 10~12個(果肉50~60g)
※バターは有塩、無塩どちらでもだいじょうぶです。
作り方
- オーブンは170度に予熱しておく。
梅は包丁で果肉と種を外し、果肉はよく刻む。 卵は溶きほぐしておく。 - ボウルに小麦粉、砂糖、
ベーキングパウダーを入れ泡だて器でよく混ぜる。 - 溶いた卵を入れ、粉っぽさがなくなるまでよく混ぜる。
- バターは耐熱ガラスボウルに入れ、ふんわりラップをかぶせ600Wの電子レンジに40秒かけ溶かし、3に入れてなめらかになるまでよく混ぜる。
- 梅の果肉を入れてよく混ぜる。カップ7分目まで生地を入れる。
- 170度のオーブンで20~25分焼く。
中心を竹串で刺しドロッとした生地がついてこなければできあがり。
旬の果実でおいしく楽しい氷砂糖
いろんな季節の果実でかんたんに作れる、果実酒やフルーツシロップ、フルーツビネガーをお楽しみください。基本の作り方はこちら!
(写真をタップすると全日本氷糖工業組合さんのホームページにとびます。)
(写真をタップすると全日本氷糖工業組合さんのホームページにとびます。)
ホワイトリカー以外にも、焼酎・ブランデー・ 日本酒などアルコール度数20度以上のお酒でつけることもできます。(果実酒を作るベースのアルコール度数は20度以上と法律で定められています)同じ比率で、いちご・ レモン・キウイなどお好きなフルーツを漬けることもできるので、お気に入りを見つけておうち時間を楽しんでいただけたら嬉しいです。