ポリ袋で作り置きレシピ。鶏むね肉しっとりネギ塩レモンだれの作り方
2022年09月24日
鶏むね肉がしっとりやわらかい!鶏むね肉のイノシン酸と味の素のグルタミン酸のうま味の相乗効果でおいしく仕上がります。鶏むね肉の低温調理の安全性についてはポイント欄にて詳しく解説しています。
調理時間:70分 冷蔵保存:3日 人数:2人分
材料
- 鶏むね肉 1枚(300g)
- 水 大さじ1
- 砂糖 小さじ1
- 味の素 小さじ1/4
- 塩 小さじ1/4
ネギ塩レモンだれ
- 白ねぎ 1/2本(50g)
- Aレモン汁 大さじ1
- Aごま油 小さじ1
- A味の素® 4ふり
- A塩 ひとつまみ
- 鶏むね肉の肉汁 大さじ2~3
作り方
- 鍋に耐熱皿を入れ2Lの水を入れ沸騰後、火を弱める。
- 小さい器に水大さじ1、砂糖小さじ1、「味の素」小さじ1/4、塩小さじ1/4を入れ溶かす。
- 耐熱性ポリ袋に胸むねと2を入れ袋の口を結びとろ火にした鍋に入れる。
- フタをしてとろ火で5分煮て火を消す。フタをしたまま1時間置く。
- 白ねぎ1/2本はみじん切りにしボウルに入れAの調味料を入れ混ぜ、鶏むね肉のポリ袋の中の肉汁を大さじ2~3入れ混ぜる。
- 薄切りにした鶏胸肉にかけ完成!
ポイント
味の素株式会社さんとのタイアップ企画です。鶏むね肉のイノシン酸と味の素のグルタミン酸のうま味の相乗効果で絶品です!
「鶏肉の低温調理はだいじょうぶなの?」
鶏肉で注意が必要なのはカンピロバクターです。殺菌には中心温度が75℃で1分以上と同等の加熱が必要です。
75℃で1分以上と同等の加熱になるには中心温度が
- 63℃では30分間
- 65℃では15分間
- 68℃では5分間
- 70℃では3分間
となります。
沸騰してから火を弱めた湯に入れてフタをして5分、火を消してからフタをしたまま60分余熱調理した後の中心温度は70℃ありました。
調理の条件は以下の通りです。
- 冷蔵保存していた1枚300gの鶏むね肉は広げてポリ袋に入れる
- 2リットル以上のお湯でフタして5分煮る
- 鍋にフタをしたまま1時間まつ
- 室温は20℃~25℃
過去にも複数回データをとり、上記の条件で作った場合は65分の調理後に中心温度が70℃になっていることを確認しました。
鶏むね肉が大きい場合は一番厚みのある部分を削ぎ落として300gにしてください。できるだけ300gの鶏むね肉と同じような形になるように厚みをそいでください。
上記の条件の通りに作れば絶対に安全と言えますか?
安全に絶対はありません。
- 鶏むね肉の一部が凍っている
- 鍋、フタが薄い
- 水が2リットルに満たない(※鍋いっぱいに水を入れても2リットルに満たないことがあります)
- 室温が極端に低い
特に室温が極端に低い場合はすぐに湯が冷めて中心温度が下がってしまう可能性があります。中心温度計で測って確認するのが最も良いです。
私が使っている中心温度計はこちらです。先がとがっているので鶏むね肉に刺しやすく使いやすいです。