人気お肉の常備菜レシピ。レンジでしっとりやわらか。ムネ肉の醤油マヨネーズ
2018年06月05日
マヨネーズを下味に使うことでムネ肉がしっとりやわらかく仕上がります。節約にもおすすめの一品です。
調理時間:15分 冷蔵保存:4日 人数:3人分
材料
- 鶏ムネ肉 1枚(300~330g)
- 砂糖 小さじ1
- 塩 小さじ1/4
- 片栗粉 小さじ1
- マヨネーズ 大さじ1
- 醤油 小さじ2
作り方
- 鶏ムネ肉を横長に置き、写真のように1センチ幅に切る。
- ムネ肉を耐熱容器に入れ、砂糖と塩と片栗粉を入れなじませる。次にマヨネーズを入れかきまぜる。
- ふんわりラップをかぶせ室温に5分置いておく。(耐熱容器のフタをななめにかぶせるとラップの代わりになります。)
- ふんわりラップをかぶせたまま500wの電子レンジで3分加熱する。3分後、下から上にかきだすようにかきまぜる。再度ふんわりラップをかぶせ、500wで1分30秒加熱する。
- 表面がほんの少しピンク色という程度なら、ぴっちりラップをかけレンジの中に5分ほど置いておき余熱で火を通す。赤っぽい部分が3割程度ある場合は追加で30秒ずつ加熱し、表面がほんの少しピンク色の状態になったら加熱をやめレンジ内に5分置く。
- ムネ肉に完全に火が通ったら醤油を混ぜてできあがり。
ポイント
「ふんわりラップをかける」は「2ヶ所にスキマをあけてラップをかける」のと同じ効果があります。写真では「ふんわり」に見えませんが、右手前と左奥にスキマがあいており蒸気の逃げ道になるので問題ありません。
レンジ調理で胸肉をジューシーにやわらかく仕上げるポイント
ポイント1 繊維を断つように細長く切る。
胸肉を横長に置き太い繊維を切る方向に1センチの厚さに切ると、加熱後に箸だけで簡単にほぐれます。そぎ切りの簡単バージョンです。細長く切ることで表面積が広がり加熱ムラを防げます。
ポイント2 余熱で完全に火を通す。
加熱した後、レンジ内に5分置いて余熱で火を通すことで加熱しすぎによるパサつきを防げます。加熱直後、表面がほんの少しピンク色、という程度なら5分の余熱で火が通ります。加熱直後、赤っぽい部分が3割以上ある場合は追加で30秒加熱してください。
ポイント3 保水効果のある調味料をなじませ10分おく。
砂糖と塩には保水効果があるのでもみこんで10分置いておくことでしっとりやわらかい食感になります。またマヨネーズの酸と油分にも胸肉をやわらかくする効果があります。
電子レンジについて
レンジの出力は他のレシピでは600wにしていますが、このレシピでは500wです。500wよりも低出力な機能は搭載していないレンジがあるため、もっとも一般的な500wにしています。電子レンジは丸皿が回転するターンテーブル型と回らないフラット型の2種類ありますが、ターンテーブル型は上から、フラット型は下から火が通ります。途中で下から上にかきだすようにかきまぜることで加熱ムラが防げます。
電子レンジはマイクロ波で水を振動させ発熱させます。豆腐の水切りにレンジを使うように、レンジで加熱すると食品中の水分が外に出ていきやすくなります。加熱前に保水効果のある砂糖と塩をまぶすことにより肉汁の流出を減らし、しっとりジューシーに仕上がります。
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