パクリと食べやすいお弁当の簡単おかずまとめ。週末の作り置きレシピと常備菜レポート(3月3週目)
2017年03月23日
パクリと食べやすいお弁当向きの作り置きおかず特集です。
冷めてもおいしい味付きの鳥つくねを2品、レンジで5分・鶏チャーシュー、ジップロックで簡単・しっとりやわらか蒸し鶏を解凍してきゅうりとスイートチリソースで和えたものを1品、ねぎ味噌そぼろのアレンジを1品、重曹でムネ肉やわらか酢鶏、レンジで簡単・そぼろきんちゃく、キッシュ、切干大根の合計9品を作りました。
写真左上から・・・
しっとりやわらか蒸し鶏きゅうりのスイートチリソース 5分(冷凍したしっとりやわらか蒸し鶏を使う場合)
レンジでキッシュ 15分
重曹でムネ肉やわらか酢鶏 10分
レンジで簡単・そぼろきんちゃく 5分(冷凍したとりゴボウそぼろを使う場合)
レンジで簡単・鶏チャーシュー 10分
切干大根の煮つけ 10分
冷凍しておいたそぼろ2種類(ねぎ味噌そぼろ、とりゴボウそぼろ)が大活躍でした。追加の調味料は、そぼろきんちゃくは不要、きのこのねぎ味噌そぼろ和えはポン酢をかけるだけです。
レンジでキッシュは以前グラタン皿に入れてオーブンで焼いていたレシピをシリコンカップに入れてチンしてみたら、上の方は柔らかいのに下の方だけパサついてしまい期待通りとはいきませんでした。今後パサつかないように改良してアップする予定ですのでしばらくお待ちくださいませ。
今週のイチオシは
レンジで簡単・鶏チャーシュー
レンジ調理から保存までジップロックコンテナーひとつでできるお手軽チャーシューです。しっかり味で冷めてもおいしいのでお弁当にぴったりです。オイスターソースと少量のお酢がタレの味に深みを出してくれます。タレが美味しいのでお弁当に入れる際には、つゆだくでご飯の上にのせてチャーシュー丼みたいにするのがおすすめです。
おすすめその2
ご好評いただいているしっとりやわらか蒸し鶏をきゅうりの上にのせスイートチリソースをかけたものです。下の写真のように上下に寄せて真ん中にスキマをあけて冷凍しておくと半分だけ解凍できて便利です。上下に寄せるのはジップロックの上からグニグニ手でおすだけです。
スイートチリソースが好きなのですが、買うと使いきれないまま賞味期限が過ぎてしまうので色々な調味料を組み合わせて試作してみました。輪切り唐辛子を使うよりも豆板醤を入れたほうが、まとまりがよくなりました。豆板醤さえあれば、家にある調味料(お酢、砂糖、塩)だけでレンジで簡単に作れますのでお試しいただけたら嬉しいです。とろみのないサラサラタイプですが、味はしっかりスイートチリソースです。(とろみをつけようと片栗粉を入れたら後日シャバシャバになってしまいました。)ちなみに、砂糖は上白糖、三温糖どちらでもOKです。ご自宅に三温糖があれば三温糖を使うと、ほんのりとろみがつきますのでおすすめです。
おすすめその3
先週作って子どもに大好評だったふわふわマヨコーン鶏つくねに青のりを入れてみました。「青のり入れるなら、かつお節とソースも入れてみたら面白くなるんじゃ?」と思い、初めて中濃ソースを入れてみたら驚きの美味しさでした。青のり、かつお節、コーン、マヨ、ソースの組み合わせはお好み焼きから発想を得ました。つくねのタネに中濃ソースを入れるのは数日前まで全く思いつかなかったのですが「こんなに美味しいなら、もっと前から入れておけばよかった!」とプチ後悔する美味しさでした。
お好み焼きほどコッテリ味ではなく、ソース&マヨの酸味と甘さがムネひき肉に良い感じに厚みを出してくれます。青のり、かつお節、コーン、マヨ、ソースの組み合わせが相性が良いことはお好み焼きで実証済みですが、鳥つくねにもバッチリ合うとは想定外だったので思わずガッツポーズでした。味付きなのでそのままお弁当に入れられ冷めても美味しいので、お花見や遠足の前に思いだしていただけたら嬉しいです。
つくねの味のバリエーションを増やしたい、子どもが喜ぶお弁当のおかずのレパートリーを増やしたい、と思っている方に特におすすめのレシピです。
おすすめその4
ムネ肉を重曹で柔らかくする方法を試してみたい!と思っている方におすすめのレシピです。ジップロック袋に水50ccと重曹、砂糖、塩を入れ左右にふってとかし、ムネ肉1枚を切らずにそのまま入れるだけです。3つの調味料の分解&保水効果で驚くほど柔らかくなります。つけ時間は冷蔵の場合6時間~2日ほど、冷凍の場合は1晩~1カ月くらいが目安です。時間がある場合は冷凍すると細胞内の水分が膨張して細胞壁が壊れることで、ますますやわらかくなるのでおすすめです。
ムネ肉を柔らかくする方法は、
レンジで簡単・ムネ肉やわらか舞茸ネギみそ焼き(みじん切りのまいたけ使用)
レンジで簡単・ムネ肉やわらかカレー玉ねぎチキン(すりおろし玉ねぎ使用)
上記の2バージョンを紹介していますが、つけて柔らかくした後の味付けが自由という点が重曹づけの最大のメリットのように感じます。それぞれ簡単にメリットとデメリットをまとめましたので参考になれば幸いです。
まいたけのみじん切り
メリット:つけ時間が短くて済む。(2時間~でOKです)
デメリット:全体がまいたけ味になってしまう。(=味付けが限られる)
すりおろし玉ねぎ
メリット:すりおろし玉ねぎ自体に旨味があり、様々な味付けが可能。
デメリット:まいたけ、重曹づけほど柔らかくならない。すりおろすのが大変。
重曹
メリット:つけて柔らかくした後の味付けが自由。(重曹の味が残らない)
デメリット:つけ時間がかかる。(6時間~)
ポイント
肝心の柔らかさはどうなの?と思われると思いますが、
重曹≠まいたけ>玉ねぎ
という感じです。重曹とまいたけは、いずれも柔らかくする効果が強いですが、
柔らかさの質がまったく異なる
ので比較するのが難しいです。まいたけの場合は表面から溶けていくように柔らかくなるのに対し、重曹の場合はムネ肉全体が弾力のある柔らかさになる感じです。つけ時間はかかりますが、つけた後にどんな味付けにもできるので重曹づけは大変おすすめです。まいたけは2時間で柔らかくなりますが、全体が強いまいたけ味になる点がデメリットです。重曹につける際にはムネ肉は切らなくてOKなので、特売日にまとめ買いして2~3枚つけて冷凍しておくと後日好きなように使えて便利ですよ。
まりえごはんのつぶやき
骨折してからちょうど2週間が経ちました。ギプス固定は続いていますが、痛みと腫れがひいてだいぶ楽になりました。数日後に再度レントゲンを撮り、経過を診てギプスを外す時期を相談することになりそうです。この外す時期というのが非常に重要で、骨折の翌日に診てもらった地元の整形外科(お年寄りの憩いのサロンのような雰囲気)では、「出産予定日と丸かぶり」と言われ、一体どうなってしまうの!?と心配しましたが、紹介状を書いていただいて先日受診した大病院では、予定日の10日くらい前には外してリハビリ開始できるのでは、という見立てでした。出産までにギプスが外れ、少しずつ動かせるようになるよう引き続き安静につとめます。
幸い家族がサポートしてくれて家の中でゆっくりと過ごせています。息子は顔の上には乗ってきますが、足の上には乗ってはいけないと理解したようで成長が感じられて嬉しいです。お腹の赤ちゃんは何事もなかったかのようにグリグリ動いて元気です。(むしろ胎動が激しすぎて痛いぐらいです。)
今週も料理と無関係な話が多くなってしまいましたが、最後まで読んで下さりありがとうございます。骨折に関して励ましのお言葉をいただき本当にありがとうございます。順調に回復しています。